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炭素の足跡とは?

炭素の足跡とは?

炭素の足跡とは、「カーボンフットプリント(Carbon Footprint)」の日本語訳です。

カーボンフットプリント(炭素の足跡)とは要するに、ある製品が出来上がるまでに排出した二酸化炭素の量を、買う人たちの目に見える形(排出した二酸化炭素量を表示すること)にしましょう、ということです。

経済産業省は2008年5月8日、イオンやセブン&アイ・ホールディングスなどと消費者が店頭で買う商品の製造過程で排出される二酸化炭素など地球温暖化ガスの量を表示する「カーボンフットプリント(炭素の足跡)」の導入に向けた指針づくりに着手することを明らかにしました。

2008年6月初旬に開く産業構造審議会の環境小委員会で「カーボンフットプリント(炭素の足跡)研究会」(仮称)の設置を決め、具体的に検討する予定です。

2008年度中に指針をつくり、流通各社のプライベートブランド商品などに「カーボンフットプリント(炭素の足跡)」を採用する方向で進められています。

経産省の環境政策課は、カーボンフットプリント(炭素の足跡)の導入により、「二酸化炭素排出量を商品に表示することで消費者が二酸化炭素排出の少ない商品を選ぶようになると、小売り側も環境にやさしい商品づくり、品揃えを進めることになる。小売りと消費者の双方から地球温暖化ガス削減の意識を高めたい」とコメントしています。



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